西区一日区長＝チェリスト横坂源リサイタル 新潟市西区役所新庁舎オープン記念事業
西区一日区長＝チェリスト横坂源リサイタル 新潟市西区役所新庁舎オープン記念事業
２０１４年１月３１日（金）１４時開演、西新潟市民会館ホール
［曲目］
ショパン：序奏と華麗なるポロネーズ、
サンサーンス：白鳥、
カサド：親愛なることば、
フォーレ：夢のあとに
、ヤナーチェク：おとぎ話、
リムスキー＝コルサコフ：クマンバチの飛行、
ブラームス：チェロソナタ第一番 ホ短調、
Ｒ．シュトラウス：モルゲン、
［アンコール］バッハ：Ｇ線上のアリア（無伴奏チェロ独奏）
［出演］
チェロ：横坂源、ピアノ：田中幸治（新潟大学准教授）
［感想］
新潟市西区出身の世界的な活躍が期待される若手チェリスト・横坂源の無料コンサート。
１９８６年生まれでわが娘・民子と同年。こばり病院で生まれ、小針小学校、小針中学校と少年時代を過ごした。
鷲尾先生のポジティブで自然と接する温かい指導で音楽の基礎を築いたとのこと。
３００人ほどの小ホールで濃密な音楽空間を創り出した。横坂のチェロは、深い息の中で豊かに響き、よく歌う。
特に後半のブラームス、Ｒ．シュトラウス、バッハの無言の歌は、雄弁に語り、感情にストレートに入ってくる絶品であった。
音が消えても音楽の余韻は続いているのに、フライングぎみに拍手をする人が前にいて、それが残念であった。