新大室内合唱団第３４回定期演奏会
2015年１２月１２日（土）１４時開演、西新潟市民会館ホール
【曲目】　
�T　ルネサンス期を代表する二人の巨匠の作品から；
パレストリーナ：「ああ、神よ、鹿の谷が落ちた、下へ、あえぐごとく」、「バビロンの流れのほとりに」、
モンテヴェルディ：「波はさざめき」、「ああ、悲しき別れよ」、「美しい声で歌うあの小鳥は」、
�U　混声合唱とピアノのための「初心の歌」より　１、３、４、５　作詩・木島はじめ、作曲・信長貴富、
�V　ミュージカル名曲集；
「美女と野獣」より、「アラジン」より、「オズの魔法使い」より、「マンマミーア」より、「オペラ座の怪人」より、
�W　千原英樹作品より；平家物語による混声合唱のためのエチュード「那須与一」、混声合唱のための「どちりなきりしたん」より、
（アンコール）またね
【出演】
指揮：箕輪久夫、高岡健太、高橋奈緒、
ピアノ伴奏：田口祐香
【感想】
わが合唱団にいがたや新潟第九合唱団と同様に、箕輪先生の指導を受けている新大室内合唱団の定演。
多彩なプログラムを、見事なアンサンブルで披露して、聴衆を大いに楽しませ、満足させてくれた。
発声などの基本的な技術もしっかりしており、互いに聴きあって純正調のハーモニーを美しく響かせていた。
ＯＢ、ＯＧも多く駆けつけているようで、家族的とも言える親密な空気が温かく心地よい。
全体としてよくまとまっているが、ややおとなしい感じもあり、
ミュージカルステージなどは思い切りハメを外して、青春のエネルギーを爆発させてもよいように思うが、
そこは現代の若者のまじめでシャイな面が出ているのかもしれない。

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