東響ロビーコンサート ドヴォルザーク：弦楽四重奏曲第１４番
東響ロビーコンサート ドヴォルザーク：弦楽四重奏曲第１４番
2016年１１月６日（日）１３時開演、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホールホワイエ
【曲目】
ドヴォルザーク：弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 作品105
【出演】
ヴァイオリン：福留史絋、小関郁、ヴィオラ：大角彩、チェロ：伊藤文嗣
【感想】
東響ロビーコンサートを合唱祭から中抜けして聴きに行く。最前列にコーラスの仲間と陣取り、床に腰をおろす。
左からヴァイオリン１，２、チェロ、右端にヴィオラの順に並ぶ。
福留が曲の解説をし、ドヴォルザークがアメリカから帰国し、「ドヴォコン」として親しまれ、
本日の新潟定期でも演奏されるチェロ協奏曲作品１０４の次に作曲された作品１０５の弦楽四重奏曲であるとのこと。
素朴な主題が低声のチェロから順番にフーガのように奏され、それが絡み合いつつ重なり、美しい音のタペストリーを織りなしていく。
速いパッセージのところのアンサンブルもバッチリである。第二楽章の穏やかな歌は絶品であった。
響きのよいホワイエに芳醇なハーモニーがこだまし、３０分余の至福の時を過ごすことができた。