加茂 第九合唱演奏会
加茂 第九合唱演奏会
2017年１２月２３日（土）１５時開演、加茂文化会館大ホール
【曲目】
J.S.バッハ：ヨハネ受難曲より 第３９局「安らかに、聖なる骸よ」、
ベートーヴェン：交響曲第９番 合唱付き、
（アンコール）聖夜、蛍の光
【出演】
指揮：堀俊輔、管弦楽：東京交響楽団、合唱：押見メモリアル加茂第九合唱団、合唱指揮：押見朋子、
ソプラノ：芳賀惠、アルト：押見朋子、テノール：松原友、バリトン：三浦克次
【感想】
加茂の第九を初めて聴いた。りゅーとぴあのメサイアの打ち上げで押見朋子先生から誘われ、にいがた東響コーラスメンバーと共に駆け付けた。
合唱には知り合いも何人か出演している。バリトンの三浦克次とは、リュートピアのトスカで共演した。
指揮のヘルベルト・フォン・ホリヤンこと堀俊輔は早稲田グリーの大先輩でもある。
故・押見英喜先生には男声合唱団どんぐりに入っていた時代にご自宅でのレッスンなどでご指導いただいたこともあった。
いろいろな意味で縁のある人たちによる演奏会である。
オケはわれらが東響。若手中心でやや小編成であるが、さすがプロのオケは上手い。
まず、故・押見先生ご夫妻を偲んでバッハのカンタータが荘厳に演奏された。１５０名ほどの合唱も力強く、切々と歌っていた。
第九は、堀のきびきびした棒でテンポよく進み、第三楽章の前に合唱団やソリストが入場し、天国の音楽を美しく奏でた。
そのまま第四楽章にアタッカで突入し、元気よく、躍動的な音楽が立ち上がっていた。
アンコールに聖夜と蛍の光がユニゾンで聴衆と共に歌われ、クリスマスと年末を祝った。
私にとっても、これが今年最後のコンサートであり、素晴らしい音楽で、いろいろなことがあった一年を締めくくることができた。