東京春音楽祭 ヴァーグナー・シリーズ vol.10 「さまよえるオランダ人」（演奏会形式）
東京春音楽祭 ヴァーグナー・シリーズ vol.10 「さまよえるオランダ人」（演奏会形式）
2019年４月７日（日）１５時開演、東京文化会館大ホール
【曲目】 リヒャルト・ヴァーグナー：歌劇「さまよえるオランダ人」
【出演】 指揮：ダーヴィト・アフカム、管弦楽：NHK交響楽団、
オランダ人(バス・バリトン)：ブリン・ターフェル、ダーラント(バス)：イエンス・エリック・オースヴォ、
ゼンタ(ソプラノ)：リカルダ・メルベート、エリック(テノール)：ペーター・ザイフェルト、舵手(テノール)：コスミン・イフリム、他、
合唱：東京オペラシンガーズ、合唱指揮：トーマス・ラング、合唱指揮：宮松重紀、音楽コーチ：パオロ・ブレッサン
【感想】
東京春音楽祭ヴァーグナーシリーズvol.10の「さまよえるオランダ人」を聴く。
演奏会形式で、オケがステージいっぱいに展開し、その後ろに合唱、ソリストはステージ全面に立つ。
N響の安定した響き、東京オペラシンガーズの圧倒的な合唱、ソリスト陣の充実と、きわめて高水準の演奏が実現した。
音の愉悦に身を委ね、嵐と怒涛に揺さぶられた。アフカムの指揮は奇をてらうことなく着実、堂々たるものであった。
１階１５列１２番と座席にも恵まれた。