東京交響楽団第119回新潟定期演奏会
2021年５月９日（日）１７時開演、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホール
曲目　
モーツァルト：交響曲第４１番　ジュピター、
マーラー：交響曲第1番 ニ長調「巨人」
出演　
指揮：高関健、コンサートマスター：水谷晃
感想
本来は音楽監督ジョナサン・ノットの指揮による今年度の東響新潟定期で最も期待していた演奏会だったが、
スイスロマンド管での新型コロナ対応でノットの来日ができなくなり、急きょ高関が代役に立った。
曲目も前半のアダムス：ザ・チェアマンダンス（歌劇「中国のニクソン」より）、ドビュッシー：遊戯）という近現代の意欲作がモーツァルトのジュピターに変更された。
しかし、期待以上に高関＆東響の演奏は素晴らしく、ジュピターもめりはりの効いた好演であったが、
マーラー「巨人」は、４管編成の大編成のオーケストラが渾身の熱演を繰り広げ、感動的な超名演となった。
ブラヴォーの声が出せないため、思わずスタンディングオベーションで感謝の思いを現わした。

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