能でよむ〜漱石と八雲
能でよむ〜漱石と八雲
2021年１０月２４日（日）１４時開演、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館劇場
演目
夏目漱石『夢十夜』より「第一夜」、
夏目漱石『吾輩は猫である』鼠の段 ※手話付き上演、
小泉八雲『破られた約束』
出演
安田登（能楽師）、玉川奈々福（浪曲師）、塩高和之（琵琶奏者）、木ノ下裕一（トーク聞き手）
感想
視覚障害者用音声ガイド（左耳にイヤホン、受信機でライブ説明を聞く）、手話通訳などを配置したバリアフリー上演。
漱石と八雲の怪談は、生者と死者との対話という能の形式に合致する。猫はその諧謔とリアルな病者がおもしろい。
浪曲の語り、三味線、琵琶の効果音的な奏法なども興味深かった。