弥彦初詣ラン２００７

弥彦初詣ラン２００７
　　　　　　　　　　栗川治

　恒例の弥彦神社への初詣ランは、１月３日（水）、新潟大学西門出発で行われました。参加者は、６時１５分出発組が、宮栄承さん（初参加）、樋口久子さん、佐野稲子さん、栗川優さん（走友）、筆者の５人。６時半出発組が、山崎茂さん、遠藤一成さん、今井千恵子さん（初参加）の３人。そして熊林薫さんと笹川孝行さんが、青きさんの車で途中まで移動してから走り始めるという事になりました。
　ここ数年は、雨や雪などの荒れ模様の天候が続いていましたが、今年は新潟の冬には珍しく三が日共に晴れて、この日も絶好のランニング日和となりました。
　視覚に障碍を持つ私は、前半を佐野さんの伴走により、１キロ６分程度の快調なペースで、途中の稲島入口辺りまでは走る事ができました。佐野さんとは、ここ２年余り、熊林さんが新潟に不在の時に、早朝ランの伴走者として継続的に一緒に走っており、お互いに気心の知れた安心感があります。前日の箱根駅伝での順大・今井選手の山登りの快走の余韻が残る中で、自分なりによいタイムで完走できそうな感じがありました。
　しかし、後半の伴走をこの初詣や西地区ロードなどでこれまで何度かしてもらっている親戚の栗川優さんに交替した辺りから、股関節やふくらはぎの硬直が始まり、足が思うように前に出なくなっていきました。一緒に走ってきた樋口さんと宮さんが、どんどん先へ行き、優さんから励まされても、離されるばかりです。岩室温泉街に入った時には、遂に立ち止まり、膝を回すなどのストレッチをして、最後の上り坂に臨みましたが、やはり回復せず途中で歩きを入れて、へとへとになりながら、２時間３４分で何とかゴールしました。昨年も雪の悪条件ではありましたが、今回と同様に途中で屈伸運動と歩きを入れざるを得なかった事を思うと、やはり走力の低下は否めません。
　昨年２００６年は、熊林、佐野のダブル伴走者が交替で、早朝ランを継続してくれたおかげで、１０キロ前後を週３回のペースで、毎月１００キロの走行距離を記録する事ができました。１０月には、１９９６年に走り始めてからの通算距離が１万キロを超えました。これは北緯３８度線を新潟から西に向かうと、ちょうどアテネまでの距離に相当します。ただ、１０キロ以上の長距離はここ２年は全く走っておらず、初詣ランが最長となっているので、やはりロングの練習不足である事は間違いありません。
　午前９時、弥彦神社での参拝を終え、みのやの大浴場で疲れた体をお湯に浸し、硬くなった筋肉をほぐして、汗を流す事は、いつもながら最高の快楽です。帰りの電車の中で飲んだビールも、のどごし爽やかでした。
　２００７年、亥年。私は年男ですが、猪突猛進でトラブルを起こさぬよう、初詣ランのように、ゆっくりと慎重にやっていきたいと思います。
　毎年、車で荷物を運んで下さっている青きさんに感謝！幹事の笹川さん、いろいろと有難うございました。鬼が笑うかもしれませんが、来年もまた皆さんと一緒に楽しい初詣ランができる事を願っています。

（２００７年２月）

戻る