「自立と連帯の場」としての組合
「自立と連帯の場」としての組合
県青年部副部長（新潟盲学校）
栗川 治
新しく教職員となられた皆さん、おめでとうございます。若い仲間が加わることを、私たちは心より歓迎します。
私たち青年教育労働者には３つの「未来」が待ち受けています。第１に、「青年」には自分自身の未来があります。第２に、「教育」を受ける子どもたちの未来への責任があります。そして第３に、「労働者」として未来の社会を創造することです。
自分自身の人間性を磨き、子どもたちの個性を全面的に開花させ、よりよい社会を地域の住民と世界の人々と協力してつくっていく。主体性のないまま誰かに言われた通りのことだけをやっていてもおもしろくない。自分だけの殻に閉じ篭っていては人生はつまらない。何よりもそんな教員に教わる生徒がかわいそうです。
教職員組合は、自立した個人が互いの違いを認め合いながら連帯する場です。未来は私たちがつくります。さあ、一緒にやりましょう！
（新潟高教組青年部新採用教職員向けビラ、１９９０年４月）
戻る