教育ルネサンスをやろう！
１９９３年５月１８日（火）
柏崎支部新採用教職員歓迎集会
教育ルネサンスをやろう！
栗川 治
１．「人間性の復興」が教育の課題
今の教育の中で子どもたちの人間性は開花しているか？
組織・管理社会の中の部品化
集団として扱うと「悪い子」になる −− 魂のない「物」化
競争をあおり、管理を強めるのは最も安易な方法
ホスピタリゼーション −− 閉鎖環境が病気をより深刻にすること
２．自立した人間とは（私の経験から）
「障害者になりたくない」 −− 危ういエリート意識
ありのままの自分を認める −− 自己に根ざす自信の回復
スーパーマンではない −− 人間は多面体
連帯できる力 −− 人間は社会的存在
「ノーマル」な社会 −− ノーマライゼーションとは？
３．未来を創る教育を
「問題行動」を問題提起として捉える −− 「はぐれザル」が社会を活性化する
子どもの可能性が未来を創造する −− おとな社会は閉塞している
ｅｄｕｃａｔｉｏｎ −− 力を引き出すこと
「人格形成」を教育の中心に
自己決定・ネットワークを原理とする「主体性プログラム」を
意味のある労働をしよう
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