［ＧＲＯＵＰ ＮＯＷ］ 親とこどもの「わんぱく天国」 〜 親父と子どもの会
［ＧＲＯＵＰ ＮＯＷ］ 親とこどもの「わんぱく天国」 〜 親父と子どもの会
『バランス』 NO.3
●発行日／平成6年9月16日
●編集･発行／（財）新潟県女性財団
〒950 新潟市真光町5番地１ 千歳ビル7階
TEL.025-285-6610 FAX.025-285-6630
ＧＲＯＵＰ ＮＯＷ
親とこどもの「わんぱく天国」ー親父と子どもの会ー
今から5年ほど前の1989年お正月、3人の父親が酒を飲みながら、「親父と子どもの会」の
構想を練っていた。
「時代は変わりつつある。俺達もやがては老人になるが、その時『粗大ゴミ』や『濡れ落
ち葉』になりたくない。子育てにも加わろう。できることから始めればいい。」「その通り
だ。つきに1回は我々が子どもの面倒を見よう。外に連れ出そう。」「うん、それがいい。自
然に触れさせようぜ。今の子は腕白がないじゃないか。」「そうだ！いい名前が見付かった！
『親父と子どものわんぱく天国』！どうだ？」こうして、我が会は発足した。
わんぱく天国は、子どもと家族、特にワイフ達に好評だった。だが、初めは人数が少なかっ
た。四十人もいればもっと楽しい会になるのに、なかなか増えなかった。
「石の上にも3年」。改革派進められ、四季の核が定まってきた。春は山菜採り＆温泉、夏
は1泊2日のキャンプ、秋はキノコ採り＆焼いも･登山、冬は1泊2日のスキーである。これにワ
イフ達の口込みが加わったからたまらない。見る見るうちに会員が増え、いつのまにか親子
合わせて70名位の適正規模になってしまった。毎月開かれる「親父会議」も安定してきた。
こうなると強い。いろいろな職業の、いろいろな親父がいる。いろいろな情報が入る。いろ
いろなアイデアが出てくる。
「よし、今月も、我々親父の腕白ぶりで子どもとワイフをアッと言わせてやるぞ！」
事務局 山岸修
