障壁のないまちに 新潟の市民団体 県に福祉条例案提出
障壁のないまちに 新潟の市民団体 県に福祉条例案提出
県が今年度中に「福祉のまちづくり条例」を策定するのに合わせ、「新潟市にバリアフリー条例を作る会」（栗川治代表）は「私たちが望む福祉のまちづくり条例案」をまとめ、2日、平山知事に提出した。同会は昨年10月に発足。障害者・高齢者などの自立と、社会参加の機会を奪う障壁（バリア）を取り除こうと、実地調査を重ね、条例案をまとめてきた。条例は「すべての人の自立と社会参加の権利を保証すること」を目的とし、点字や手話を公式な文字、言語と認定して情報提供を行うことや、建築物や駅などを新設・改修する際は、同条例で定めた基準を守らなければならない、などと規定している。
（新潟日報、1995年12月3日）
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